すぐ磁気が変になるキャッシュカード、
生活費口座のカードだけは財布に常備しているのですが、
suicaや携帯は別にしてるのに、なぜかすぐ磁気エラーになるのです。
これでは、いざと言う時非常に困る。
毎日の生活費は給与日の20日に5万おろしても使い切る事もあるので、
一人暮らしの女子にとってキャッシュカードは命の綱。
それで、先日の打合せの際に時間があったので銀行の窓に立ち寄りました。
処理してもらってる間、ロビーのソファーに座っていたのですが、
ここで、おそらく10年に一度くらいの確率の出会いがありました。
私 の年令で、ステキ、と思うのは40代からちょっと頑張って60代前半、
年下は友達ではいいけど、ステキとは思えない。
それは私のナナメ前に座った男性で、
年の頃は48歳、だと思う。
白髪が少し入って、髪は無造作に清潔に整えられている。
横顔はアゴの線が男らしい。
肩幅は広く、首は短くない。
身体の芯がぶれてない。
ワイシャツの襟はもちろん、汚れていないし、摺り切れてもいない。
でも後ろからなので、よく見えないがピンストライプの細さがバツグン。
スーツは英国風トラッド、
スーツの生地は落ち着いた色合いで風合いがいい。
ここで、私が先に名前を呼ばれました。
番号札が若かったようです。
窓で確認してもう少しお待ちくださいで、またソファーへ。
その時、男子の顔をチラッと見ました。
そして、清水の舞台から飛び降りるつもりで、何気なく、トラッド男子の隣の席に。
暑いですね、って汗ふきながら言ってみる?
まさかそれは無理・・・11月だし、そんな事は死んでも言えない。
背広の内ポケットを何やら探している・・・携帯?
視野の端に背広のブランドタグが・・・・Kent House、ケントハウスなんだぁ
過去のボーイフレンド思い出しました
トラッドスーツにこだわっていた年上の彼、
スーツでもジャケットでも、いつもKENT HOUSEブランドしか着てこなかったのです。
そんなおしゃれな彼と歩いていると、すれ違う女性の目の動きが楽しかったこと思い出しました。
あそこのなら納得。いいと思う。
なんでいい男にいい洋服がついてくるのか、不思議なものです。
そんな事を考えていたら、
ケントハウス男子、83番で呼ばれ、同時に私も13番で呼ばれる。
内容が異なるようで、離れ離れの窓口に、それでお別れ。
自分の事は棚にあげ、辛口でここまで来ましたが、正直、ときめきました。
どこの誰なんだろう。
丸の内勤務なのかしら?また偶然見かける事も?と思いながら銀行を後にしました。
わかっている事は、Kent House、ケントハウスのスーツを着ていたという事だけです。